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  熊本県中学校教育研究会社会科部会
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平成29年度研究主題について

                  熊本県中学校教育研究会社会科部会研究部

研究主題

民主主義の担い手に必要な資質・能力を育む社会科の探求


2 主題設定の理由

(1)研究主題設定の経緯

@「未来を拓く力」の中身をより明確に

  本研究会では,平成24〜28年の5年間,「未来を拓く力を育む社会科学習の創造」を研究主題に設定した。絶えず変化する社会に対して,直面する課題を主体的に解決する社会対応力や社会創造力といった能力や資質を「未来を拓く力」と定義し,「確かな学び」が「社会認識・社会的資質の育成」につながるという研究構想を立てた。その中で「本当にわかる授業」とは「意義がわかる」レベルに達する授業であると捉え,研究を積み重ねてきた。
  今回,子どもたちが「なぜ社会科を学ぶのか」という目的意識に立ち返り,新たな研究主題を設定することにした。今後は,研究の視点を転換し,「未来を拓く力」の中身をさらに明確化して,子どもたちが「民主主義の担い手」として育っていくために必要な資質・能力に着目する。

Aなぜ研究主題に「民主主義」を掲げるのか

 なぜ研究主題に「民主主義」を掲げるのか。そこには大きく二つの理由がある。
 一つ目の理由は,時代の要請だからである。世界では,保護貿易主義や自国第一主義の風潮から,排他的な主義・主張が広まり,社会の分断が起こっている。そこには,民主的な対話を忘れていないかという不安を覚える。また,リーダーによる強権的な政治決定は,少数意見を無視し,民主的なプロセスを軽視しているとも言える。これは「民主主義の危機」である。
 二つ目の理由は「民主主義の担い手」を育むことこそ,我々教師の使命だからである。教師の使命については,後述する。

B視点を転換する必要性

 我々の研究を新しい視点から捉え直して考えていきたい。
 これまで,全国の学校現場で見られる多くの教育指導は,「教師」と「子ども」と「教材」という三角形を前提とし,とりわけ教師と子どもの関係に焦点化してきた。それは,「教師」と「子ども」の間にコミュニケーションを,「教師」と「教材」の間に文化を,「子ども」と「教材」の間に学習を設定していると言える。従来型の教育指導の構造を図式化すると,図1−1のようになる。
  これに対し,教科教育学の立場では,「目標」と「内容」と「方法」という三角形を想定する。通常,教育学は教科指導の一般的構造の解明を図ろうとするのに対し,教科教育学は教科指導の解明に関心をもっている。それを「教科指導の構造」として図式化すると,図1−2のようになる。

H29 研究主題のダウンロード

 

     

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